[コラム]”オーダーメイド”とは?―「セミ」と「フル」を賢く使いわける

”オーダーメイド”と聞くとどんな印象を持ちますか?

「自分のために作られたもの」

「世界に1つのもの」

というキーワードを思いつく方も多いのではないでしょうか。

本記事では、当店のこだわりでもある「オーダーメイド」についてご紹介します。

 

現在多くのブランドやメーカーが”オーダーメイド”を打ち出しています。

既製品の値段に無料、もしくはプラスアルファの価格を支払うことでイニシャルや名前等を刻印してくれたり、好きな素材・カラーを選べたり…といった、いわゆる「セミオーダーメイド」が最近増えてきています。

ハイブランドですらそういったサービスを行っているところを見ると、人の好みや社会の多様性を受けて、購入者側の個性をも表現できるような製品づくりが尊重されている時代なのかな、と思います。

 

Lycorisは”オーダーメイドジュエリー”を中心としたジュエリーショップです。

実は当店のオーダーメイドの形はざっくりと2パターンあります。

 

1つはある程度決められたパターンの中から選んでいただく”セミオーダーメイド”。

もう1つは何もかも自由な発想でお作りする”フルオーダーメイド”。

 

当店では現在セミオーダーメイドとして、指輪を販売しています。

リングの形が9種類・素材が3種類・誕生石が12種類・仕上げ加工が2種類。

石は有りも無しも選べ、組合せはざっと300通り以上。

その中でも、やはりある程度人気の組合せ、という物があるため、「世界に1つ」とは言えません。

人と被りづらい、という意味では「世界に同じものが少ない」とは言えます。

そして、形もある程度決まっているため、「自分のためにデザインされた」物ではありませんが、

選んで組み合わせて自分サイズに仕上がったものは「自分だけのために作られた」物だと言えます。

一方で、フルオーダーメイドはお客様のお話をお伺いしながらその場でデザイン画をお描きし、素材や納期を決めて製作していきます。

ですので、こちらは「自分だけのためにデザインされ、作られた」物で「世界に1つ」の物です。

何もないところからデザインし、原型を作り、製品に仕上げていくため必然的にセミオーダーメイドよりも時間もコストもかかります。

ここで、セミオーダーとオーダーメイドのメリット・デメリットを簡単にまとめてご紹介します。

セミオーダーメイド
メリット ・パターンごとに価格が決められているため、予算がわかりやすい

・選ぶだけで簡単に自分のオリジナルが作れる

・見本がある場合が多く、想像しやすい

デメリット ・自由度は低い

 

フルオーダーメイド
メリット ・自分で自由にデザインが出来るため、思い入れのあるものが出来る

 

デメリット ・デザインや素材で価格が大きく異なるため、予算の想像が立てづらい

 

もちろん、セミオーダーメイドとフルオーダーメイドはどちらがいい、という物ではありません。

ご自身が欲しいと思ったもの・予算・好みに合わせて選ぶことが大切です。

 

大切なのは、「店員と話をしているうちに、いつの間にか流されて”セミ(フル)オーダーメイド”になっていた…」というパターンにならないこと。

(私たちも販売する側として、『これは利益率がいいな』という方向は多少なりともありますが、それよりもお客様の要望を聞ける店でありたいと考えています。そのための在庫管理やコストの削減・見直しを日々努力しています。)

ジュエリーは決して生活必需品でもなく、安価なものでもありません。

ご自身の「欲しいもの」は「値段」「デザイン」のどちらかを妥協してもいいのか。

それともどちらも妥協できないものなのか。

価格を抑えたいなら、既製品。好きなデザインがあればベストです!

少し価格が上がっても、自分らしさを加えたいならセミオーダーメイド。

個性は少しだけでいい、全部考えるのは苦手、という方にも。

とことん自分のためのこだわりを追及するならフルオーダーメイド。

人と同じは嫌!という方に。どこにもない、自分にぴったりくるものが作れます。

 

いずれオーダーメイドを選んだほうがいい場合や理由についてもお話しさせていただくつもりですが、決して敷居の高いものではありません。

アイテムによっては1万円前後でもフルオーダーは可能です。

選択肢をいくつも用意して、その中から自分の要望に合うパターンを選ぶのが一番いいと思います。

そして、選択肢の多いご提案が出来るように、当店では既製品(オリジナルデザイン)・セミオーダーメイド・フルオーダーメイドという選択肢をご用意しています。