What is "Memorial Jewelry"?
その昔ヨーロッパを中心に、遠征に行く夫の髪の毛や肖像画、亡くなった家族の遺骨を宝石や貴金属で飾ったジュエリーを身につけることは珍しくありませんでした。
Lycorisのメモリアルジュエリーは、遺骨や体毛の一部を封入して作り上げます。
最も多いオーダーは亡くなったペットの遺骨を取り入れること。
まずは一緒に過ごした頃のお話を聞かせてください。
デザインは決まっていなくても、お話をするうちに蘇るあの子の仕草や可愛い目、フワフワの体毛…
そんなところからデザインは生まれます。
思い出と絆を「カタチ」にして、これからもいつでも一緒に過ごせますように。
＊ご注文の方法や金額は通常のオーダーメイドと同じです。詳しくはこちらのページをご覧くださいませ。
Case 1
表のデザインは「たんぽぽちゃん」というお名前にちなんで
たんぽぽの花を描き、黄色いサファイアを散りばめました。
ドーム上のネックレストップの中に遺骨を封入しました。
小さいサイズだったので、許可を頂き
乳鉢で遺骨を粉末状にしました。
チェーンの長さを調整するアジャスターの先には
ブラウンダイヤをセット。
たんぽぽちゃんの毛色になるべく近いブラウンをご用意しました。
裏側にはお誕生日とメッセージを刻印しました。
Case 2
よく付けていた首輪をモチーフにしたハートのデザイン。
こちらはある程度の大きさがあったので
預かった遺骨の中でサイズの合うものを複数選んで封入しました。
まだ小さいお子様がいらっしゃるため
ライフスタイルに合わせてネックレスにもキーホルダーにも出来るよう裏側に大きめのバチカンを付けました。
Case 3
何度か贈り物に当店をご利用していただいた後、信頼していただき数年前に亡くなられた奥様の御遺骨をお預かりさせていただきました。
こちらも中に御遺骨を封入しております。
＊苗字のみ加工で消しております。
一緒に過ごした60年はとてもお幸せだった、との思いを綴られたメッセージを刻みました。
デザインのご希望は特にないとのことでしたので、メッセージが際立つよう、ごくシンプルに。
毎日着用出来てネックレスよりも体に負担のないポシェットのような斜め掛けタイプに仕上げました。
肌あたりを考慮して、すべての角は落とし、チェーンではなく天然素材の組紐を合わせました。
遺骨ダイヤモンドについて
Lycorisでは遺骨ダイヤモンドの生成は行っておりません。
遺骨からダイヤモンドを作るには、遺骨以外にたくさんの物質を混ぜたり圧縮したり、化学的な処理が必要となります。
私たちは、自分たちの手で作り上げる温もりのハンドメイドを大切にしているため、ご了承ください。
遺骨ダイヤモンドの持ち込みに関しては承りますので、ご相談ください。