私は職業柄、どうしてもテレビに映る人よりもジュエリーのほうに目がいってしまう癖があります。
例えば、テレビドラマ。
社会と戦う女性⇦海外有名ブランド(BOUCHERON)(Tiffany & Co)etc….
王子様を待つ女の子⇦国内ブランド (STAR JEWELRY)(4℃)etc….
全部が全部ではないですが、
女性が憧れるような自立した女性のドラマには海外高級ジュエリーブランド。主に仕事のシーンで着用していて、特にプレゼントされたなどの描写はなし。なかなか買えないようなクラスのジュエリーをいくつも持っていて、冷静に考えると不思議ではあります(笑)
かわいらしいイメージの女性の恋愛関係などの世界が描かれるドラマでは、国内ブランド。いわゆる王子様役がジュエリーを買いに行く場面も描かれたりしますし、同じものを着まわしていて現実的に感じます。
実際にエンドロールまで見ていると、ジュエリーブランドがスポンサーについていることがわかります。
どちらもそれぞれの需要があり、それぞれのマーケティングが見えてきますね。
海外ブランドは、女性が自分を演出するための華やかで個性のあるデザイン。
自己表現の1つとしてジュエリーを選んでもらいたい、という狙い。
国内ブランドは女性の繊細な美しさを飾る、普段使いしやすい身近なデザイン。気軽に普段の生活に取り入れ、プレゼントとしても選んでいただきたい、という狙い。
これはあくまでも私の視点なので、製作側・スポンサー企業の思惑とは違うかもしれません。
でも、そんな視点でドラマを見てみるのも面白いものです。
あなたはどういった視点で見ていますか?
是非一度ジュエリーに注目して、身につけている人物の性格や環境を分析してみてください!
意外と強気なキャラクターの女性が、華奢なジュエリーを身につけていると実は内面は繊細だったり、その逆も。
人物像や衣装を選んでいる方の思惑がジュエリーにまで及んでいると思うと、製作している人のすごさを感じます。
でも日常でも同じことですよね。
ジュエリーは小さくても目を引く分、”こういう人でありたい”と表現するためのツールでもあります。
今日の自分の理想図を思い描いたジュエリーコーディネートを楽しんでください。