フルエタニティとハーフエタニティの違い

エタニティリングとは—

女性に好まれるデザインで、一列のダイヤや宝石がリングが一周ぐるっと敷き詰められているデザインのリングです。

エタニティリングを組合せたデザイン

エタニティとは「永遠」を意味します。

一般的にダイヤモンドで作られる事が多く、

どの角度から見ても、永遠に輝くダイヤモンドが途切れる事のない「永遠の愛」を表現しています。

しかしサイズ変更が不可能というデメリットがあります。

 

それを補うために地金の部分を残したデザインも販売されています。

一ダイヤ2〜3個分の隙間を地金で残すタイプは一見フルエタニティに見えますが、

前後2号ぐらいの調整が可能になります。

 

ハーフエタニティはリングの半分、手の甲から見える部分だけにダイヤモンドをセットしてあります。

(ここまでくるとエタニティリングのモチーフである「永遠」の表現とは異なりますが、ダイヤモンドが並んだデザインなのでハーフエタニティと呼ばれています。)

このリングに関してはサイズ直しがある程度自由に効くので便利です。

お値段もフルエタニティに比べて、ダイヤモンドの数も半分になるので価格も抑えられますが、

リングが回ってしまうとダイヤモンドが見えなくなるため、正位置にご自身でキープする必要があります。

 

結婚指輪 でエタニティリングを選ぶ候補に入れる女性も多いですが、フルエタニティリングを 結婚指輪 にする前に、例えば以下のリスクを考える必要があります。

 

・上記に書いたようにサイズ変更できないので、体型の変化や妊娠時などに付けられなくなってしまう。

・キラキラしているので葬祭時などTPOに合わない場合がある。

・爪がお子様などの柔肌を傷つける可能性がある。

・男性は仕事やファッション的に 結婚指輪 として選び辛いデザインなので全く同じものを男女で付けられない場合がある。

・着けっぱなしで家事育児をすると、ダイヤモンドが汚れたり、爪がゆるんだりするリスクが高くなる…等

 

エタニティリングでなくとも、ファッションリングとしてならご自身の好きなデザインとご予算に応じて選ぶことが出来ますが、

結婚指輪のように「毎日着ける」「一生着ける」「家事育児をしていく」という条件が加わる場合は、お互いの「指輪を着けた生活」を御二人で想像してみてください。

 

「傷が目立たないのがいいのかな?味になるデザインがいいかな?」

「お料理が好きだから、彫り模様が多いと洗うのが大変そうだな」

「毎日は着けないから、お出かけの時に似合う華やかな指輪がいいな」

「子どもが生まれたら、その記念を刻めるリングがいいな」

 

そんなふうに未来を想像しながらの指輪選びはもっとワクワクするはずです!

十年先、二十年先にも、はじめのワクワクした気持ちが思い出せる結婚指輪になりますように。

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